中小企業診断士として必要な能力

中小企業診断士の西井克己です。

現在中小企業診断士の勉強をしているのですが、将来中小企業診断士として活躍するために身につけておいた方がよい能力がありますか?こんな質問をいただくことが少なくありません。

このブログで、いくつか関連する記事を書いておりますので参考としていただけると幸いです。

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将来中小企業診断士として活躍するためにどんな能力が必要か?
その問いに対しては、答えはないと答えています。

その理由は、経営は、答えがない世界です。そのため、その経営を支援する中小企業診断士も答えのない中進むことが多いです。

私は、経営で大切にされていることは、時代が変わっても同じと考えています。

江戸時代の石田梅岩が大切にしていたと思われること
経営の神様の松下幸之助さんが大切にしていたこと
社長の教祖といわれた一倉定さんが提唱されていたこと
時代や人は異なれど、大きい枠で考えると経営の本質は変化していないと思われます。

いつの時代も本質は変わっていない。
経営者の数だけ、本質を自分の中で理解して、消化して、実践する方法がある。
いわゆる頭じゃわかっていても、実践しないと意味がなさない。まさしく実学です。

その実学である経営を支援する中小企業診断士に必要な能力は、やはり中小企業診断士の数だけあると思います。

一つだけ言えることは、経営は、その瞬間を見るのではなく、
その人や企業そして地域の歴史や過去など背景を含めて判断する必要があるということです。

このため、中小企業診断士は、
現在だけではなく、過去や歴史的背景を勘案して、いろいろは助言診断をすることが求められていると思います。

これもどちらかというと当たり前のことなので、その当たり前をどのように実学(自分の血や肉にしていくのか)にしていくのか?
これは人によって正解が異なるのでは?と思っています。

答えなき道を、それを答えと信じて突き進んでいく。
経営者もそれを支援する中小企業診断士もその思いが大切なのではないでしょうか?

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