中小企業診断士を勉強しているときに行った転職活動について

私が中小企業診断士の資格を目指した当時(2005年頃)、資格を生かした仕事に転職しようとしてもあまり選択肢がない状況でした。そのような中で「外資系コンサル会社」「小規模コンサル会社」「税理士事務所系コンサル会社」という性質の異なる3つの転職先を検討していました。どのような流れで転職先を選んだか、記載しています。

中小企業診断士の西井克己です。

◎中小企業診断士として独立するのか転職するのか
独立するのではなく、転職も考えなかったのですか?
そう聞かれることも少なくありません。

実は独立する際には、転職は全く考えていませんでした。
ただし、独立の前に会計事務所にお世話になっていたのですが、
その会計事務所に転職するときには、中小企業診断士としての転職を検討していました。
過去の記事にも記載しておりますが、
当時は1次試験合格の状態であったので、いわゆる無資格者の状況でした。

◎経営コンサルタントをキーワードとした転職活動
当時のことを思い出すと「中小企業診断士 求人」というキーワードでは、ほとんど求人がヒットしない状況でございました。
そこで 経営コンサルタントをキーワードにインターネット上で求人を探していました。

1つ目の転職候補は、外資系のコンサル会社
2つ目の転職候補は小規模のコンサル会社
最後の1つは税理士事務所系のコンサル会社(ここに就職)
でした。

・外資系コンサル会社
外資系のコンサル会社は、会社説明会及び1次試験に挑んだのですが、
やりたいと思う仕事(中小企業の支援)と会社の方向性(大企業支援)が
異なることを強く感じていました。
1次試験は記述だったことを覚えていますが、
受験はしたものの、力及ばず1次試験で落ちてしまいました。

・小規模のコンサル会社
小規模のコンサル会社は1人で事業をされている会社で、
代表と3時間程度とお会いさせていただきました。
結果として、コンサルタントではなく、あるパッケージ商品を販売する仕事であったため、
これもやりたい方向性と違い、そのパッケージを売る仕事をしませんでした。

・税理士事務所系のコンサル会社
税理士事務所系のコンサル会社は、
税理士事務所のお客様は地域の中小企業であるため、思う仕事ができると感じました。
結果として就職できましたので、
地域の中小企業の経営者の方と少なからず対話の機会をいただくことができました。
ただし、税理士事務所も中小企業ですので、トップの考えに大きく依存します。
トップがどのような方向性でこの事務所を成長させていくのかその方針をよく確認せずに
私は入社してしまいました。
このため、1年でその会社を辞め、独立の道を歩むことになりました。
現在私もわが社の経営を担わせていただいておりますが、その方向性こそが入社の重要ポイントであるにもかかわらずその確認を怠ってしまいました。

◎小規模会社に転職する際の注意点
転職時にできる仕事を重視することも大事ですが、特に小規模会社へ就職する際には、トップの方向性を確認することを強くお勧めしたいと思います。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。
採用についての詳細は、こちらの採用ページからご覧ください。

西井に会いたいと思っていただけた方は、北陸方面であれば土曜日に会社(金沢)でお会いできます。
関東・関西方面の方は、東京、大阪出張の際に調整をしてお会いしていますので問い合わせください
(これまで出張の際にお会いした方は10名程度いらっしゃいますのでお気軽に)。

新規の問合せ質問はこちらのお問い合わせページからお願い致します。(フォームにリンクします)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください