未経験で中小企業診断士になる モデルケース(20代後半中途採用)

迅技術経営では資格を持っていない方(未経験者)でも、思いがあって弊社の理念や価値観と通ずる方であれば積極的に採用しています。本記事では中途採用した事例として、20代後半で採用、現在は中小企業診断士としてひとりだちしている従業員の事例を紹介します。

中小企業診断士の西井克己です。

最近、弊社でどんな方が中小企業診断士として活躍されていますか?と聞かれることが多く、
その声対応するため、少し弊社の例をまとめてみました。
今回は先週に引き続き、その第2弾20代後半で中途採用で弊社に入社したケースです。

〇入社時点

29歳、男性、秋田県出身、弊社に入社する前は大学の事務職員(公務員)と中小企業1社を経験

・中小企業診断士の受験状況
受験1回目 1次試験合格、2次不合格

・中小企業診断士を目指したきっかけ
大学時代から、地域を活性化したいと思っていたが、大学事務職員になった。
大学事務職として一生懸命仕事をしていたが、
大学での地域活性化に関する講義がありそれを聴講していると、地域を活性化に関することを仕事にしたいと思うようになった。
地域活性化の仕事ができる資格って何だろうと探しているうちに中小企業診断士に出会った。

・弊社を知ったきっかけ
中小企業診断士を目指していることを当時の同僚に話をしてみると、その同僚がちょうど大学で産学連携に関する仕事をしていた西井を一所に仕事をしていて、
中小企業診断士の西井と出会う。

その時は受験中であったこと、公務員であったことから西井は転職を勧めなかったが、
1次試験合格と同時に中小企業に転職、その年は2次試験不合格となった。
中小企業診断士2次試験が不合格となり、当時働いていた会社をこのまま勤務するか迷っていたところ、
西井が週4日勤務で勉強しながら、仕事をする士業育成システムを提案し、弊社に入社。

〇入社後

弊社に入社後、資格試験の学校を活用し、週4日勤務で西井のかばん持ちを行いながら勉強し、2次試験は2回目で合格。
試験合格後は、実務補習は受けずに、実務経験で合格翌年の2月に中小企業診断士登録。

登録後2年目までは、主として公的機関からの依頼に対応。
いまでは、当たり前のように最初は先輩診断士が隣にて支援をしている状況ですが、当時は初めてだったので大丈夫かなと不安そうな西井が隣にいたと思います。

会社の民間契約のお客様も1社担当いただきました。

弊社は立ち上げ時ということもあり、中小企業診断士登録と同時に取締役に就任いただきました。

西井が、製造業、建設業、運輸業を中心に行っていたこともあり、小売・サービス業を中心に業務を行っており、
なんとなくの社内住み分けもこのころから形成されたように思います。

かばん持ち期間の時は、結構あれこれとうるさいぐらいにしているのが一転、
かばん持ち期間が終わると基本的には相談されない限り基本は1人で仕事を完結するスタイルもこのころに確立したように思います。

もともとやりたいことが明確であったため、仕事が軌道に乗った段階で、やりたいことをさらに前に進めるため、
働きながら大学院に通い始めました。

〇現在

地域活性化を目指し、現在は博士後期課程に在学中です。
大学院生3年目なので、仕事と学生の両立も入学当初と比べると落ち着いてきている状況です。

大学のドクターコースなので、発する言葉がどんどん論理的になっています。
(西井は、博士前期課程で修了しましたが、そのころの研究室で先生や先輩と議論していたことを思い出させる内容が多いです)。

弊社としては、初めての人材雇用であり、中小企業診断士を育てる第一歩でもありました。
1回目でうまく育ったからこそ次の人材も育てようということになったと思います。
また、恩送りや中小企業診断士の役割等、西井と価値観が似ていることもあり、この2人の考え方が弊社としての基本的考え方となっている状況です。
1人育ってくれたので、もう1人と未経験者から中小企業診断士へ育てる活動を行っていますが、当然に、そこからの道のりは、理想と現実に挟まれながら現在に至っている状況です。

中小企業診断士は、1人で活動されている方がほとんど、表面上組織になっているように見えても、実は契約関係であることが多い。
それは、なぜそれが困難であることは、未経験者をそだててわかったことなのですが、今は、その困難を乗り越えてでも、未経験者の中小企業診断士を育てるべきである。
この人材との出会いはそう思ったきっかけとなりました。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

西井に会いたいと思っていただけた方は、北陸方面であれば土曜日に会社(金沢)でお会いできます。
関東・関西方面の方は、東京、大阪出張の際に調整をしてお会いしていますので問い合わせください
(これまで出張の際にお会いした方は10名程度いらっしゃいますのでお気軽に)。

新規の問合せ質問はここをクリックしてください(フォームにリンクします)
また、弊社にご興味を持っていただいた方は、
こちらの採用ページもご覧ください。

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