中小企業診断士のかばん持ち期間(修業)について

弊社では未経験でも中小企業や地域のために貢献したいという方と共に育ちたいと考えております。弊社の育成システムの特徴の1つに「かばん持ち」制度がありますが、今回の投稿ではこの「かばん持ち」制度について、その内容だけでなく背景とともに紹介しています。

【2018年3月5日 投稿】
【2026年7月16日 更新】

中小企業診断士の西井克己です。

タイトルの中小企業診断士のかばん持ち期間(修業)については、一般的な質問というより、弊社(株式会社迅技術経営)に就職を希望されている方から多く受ける質問です。

質問の多くは、「かばん持ち期間はどのように定めているか」というものです。

かばん持ちの期間は、その人の成長に応じて変化させています。
かばん持ちを行い先輩士業に同行し、議事録を書いたり、お客様に提出する資料を整えたりします。
お客様の前では、発言することも許されていません。
会社としては、育成に特化した期間(1円も稼ぐことのない期間)ですし、育成される方にとっても、自分の思いを蓄積する期間です。
この2年間は、決してお互いにとって楽な期間ではないのですが、その方が士業へと成長していくための大事な期間であると痛感しております。

2年間のカバン持ちを経てかつ士業としての資格を保有し、先輩士業が1人で仕事を任すことができると判断すれば、少しずつ自分の仕事を増やしていくことになります(この判断の基準を教えてほしい、具体的に数値化できないのかという質問が多いです。2年間、かばんを持ってくれた人に対して数字で評価するというのも実は難しく、その先輩士業の勘と経験に頼るのが一番と考えております)。

最初は、2年間のかばん持ちでついていた先輩士業が、同行します。
この時は、補助者ではなく、自分が主体的に動くことになります。
ただし、お客様との打ち合わせの後に、同行している先輩士業と議論を行うことで、自分だけではなく、その先輩士業の能力を含めた品質でお客様に提供していくことになります。
これを繰り返し、そして先輩士業の関与を徐々に少なくしていく。こんな育成を行っております。
1人で仕事をするようになっても、お互いに切磋琢磨するために、士業に同行することは少なくありません。

かばん持ち期間は、その人の成長具合に応じて設定しています。これまでの実績では、かばん持ち期間は最短で2年、長い方では4年程度となります。

数字で評価するのがいいのですが、修業という数値化できないものを無理やり数値にするのは乱暴であり、人それぞれに教育の方法や成長のスピードや伸びるべきポイントも違うので一律で教育したり評価するのではなく、その人に合わせた教育ということを大事にしています。

 

学生の方、すでに社会で活躍されている方、様々なハードルを抱える方、どのような属性の方であっても、「地域や地方、そこで活動されている方々のために、自身や資格の力を活用したい」という方と一緒に働きたいと考えています。

石川県に縁もゆかりもなくて…という方に対しても、一定期間(10年程度)石川県で力をつけていただいて、その後お世話になった土地でその力を発揮していただく、そんな「支店制度」も設けています。

石川県という地方の、しかも10人にも満たない会社に対してアクションを起こすことは勇気がいると思いますが、「小さな一歩」を踏み出してみませんか?
オンラインでも対面でも、弊社の士業と話すこともできますので、ぜひお問い合わせはこちらから、お待ちしております。
また、弊社に興味を持っていただけたら、こちらの採用ページもご覧ください。