中小企業の改革は必要なのか?

こんにちは。中小企業診断士の森研介です。

中小企業診断士の勉強をしている方であれば
ご覧になった方もいらっしゃると思うのですが、
今年9月より、東洋経済オンラインにて
デービッド・アトキンソン氏による中小企業に
関連する記事がいくつか投稿されております。
(興味のある方はこちらからご覧ください)

我々中小企業診断士の中でもこの記事のことは
話題になっていて、弊社でも週礼にてこの話題が
上がったことがありました。
この相談室のコンセプトとは外れる部分もありますが、
我々の仕事そのものの理念にも関わってくる部分なので
今回はこのテーマを取り上げたいと思います。

“中小企業の改革は必要なのか?” の続きを読む

地方の中小企業診断士の仕事の取り方

中小企業診断士の西井克己です。

2018年7月7日 ホテル日航金沢で開催された、第5回中小企業診断士シンポジウムのパネルディスカッションでの質問事項の中に
公的機関と民間の売上比率というものがありました。

3人のパネラーがその質問に対して回答しました。
私もそのパネラーの一人として参加しました。

地方の中小企業診断士が仕事を確保するパターンがなんとなく方向付けされていたのでこのブログで紹介したいと思います。

尚、西井の個人的見解は過去の記事を参考としていただけると幸いです。
中小企業診断士の営業はどのようにするのですか

そのパネルディスカッションで方向付けされた致傷の中小企業診断士の仕事の取り方ですが、
〇スタートアップ時期(地方の中小企業診断士がまず初めに仕事を手掛ける仕事)
は、公的機関からの仕事を受けている。
具体的には、エキスパートバンクやミラサポなどの専門家派遣制度で企業に派遣されたり、公的機関の臨時職員として契約してその仕事を担うものです。
また、地方は中小企業診断協会が窓口となって仕事を受けていることもあり、中小企業診断協会から紹介を受けることも少なくありません。

〇仕事を始めて3-5年後
そこか3-5年たち実力と実績がついてくると、公的機関の仕事でご縁のあった企業から継続的に支援を依頼されることがあります(これを民間契約ということが多いです)。

公的機関からのの仕事は、単価が決まっていますが、民間契約は当然に自分である程度単価を決めることができます。
民間契約の仕事が取れるようになってきた場合は、公的機関からの仕事を絞って民間契約が主となっていく。
公的機関からの仕事は単価が決まっていることと、予算によって仕事の量が決まるので、自分の仕事の質ではないところで受注が左右されるので、ある程度の実力がついたら民間契約を主体にされている方が多い。
こんな方向性であったと思います。

〇最終的には
すなわち、最初は公的機関のみの仕事が、少しずつ民間契約が取れはじめ、最終的には民間契約が大半になる。

ただし、これはパネルディスカッションでの方向性であったため、
石川県の周りの中小企業診断士を見てみると、ずっと公的機関のみの仕事をされている方もいらっしゃいますし、
民間契約が取れるようになった状態で公的機関の仕事を受けている方もいらっしゃいますし、
最初から民間契約主体の方尾いらっしゃいます。
なので、このパネルディスカッションで得られた方向性は、当然に1つの方向性の例示ということかと思います。

私も、中小企業診断士になって10年以上経過しますが、民間契約の仕事もいただいておりますが、公的機関からの仕事もたくさんいただいております。

また、中小企業診断士と名乗っている以上は、公的機関からの仕事は受けなくてはならないし、
中小企業支援機関の職員の方に仕事を教えていただいて現在があるので、仕事を受けた時はその仕事を成すことはもちろん一緒に若手の経営指導員についてもらっていることも少なくありません。

パネルディスカッションで違う視点を持つ中小企業診断士と話をするのはとても楽しかったので少し記事にしてみました。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

西井に会いたいと思っていただけた方は、北陸方面であれば土曜日に会社(金沢)でお会いできます。
関東・関西方面の方は、東京、大阪出張の際に調整をしてお会いしていますので問い合わせください
(これまで出張の際にお会いした方は10名程度いらっしゃいますのでお気軽に)。

新規の問合せ質問はここをクリックしてください(フォームにリンクします)

地方に住む中小企業診断士の自己研鑽(資格取得後の勉強)

中小企業診断士の西井克己です。

1 中小企業診断士の自己研鑽
中小企業診断士の自己研鑽はどのようにしているか
資格取得前でもその後どのように研鑽しているか気なる方も少なくないと思います。

中小企業診断士取得後の勉強については、その人の仕事内容や環境によって当然に異なるため、勉強方法も異なると思います。

大都市圏(東京、大阪、愛知)ですと、中小企業診断協会が主催する研究会活動が活発であり、
その研究会に入会することで、自己研鑽することができます。

2 地方に住むと自己研鑽の場が少ない
地方に住むとそれが少ない状況で、どうしようか悩む方も少なくありません。
東京のように研究会はないのですか?
その質問はかなり多く聞きました。
地方も中小企業診断協会主催の研究会は少ないですが、
中小企業診断士ではなく、ビジネスマンや経営者を対象とした勉強会は少なくありません。
自分で調査して、そして行ってみて自分に合う勉強会を選ぶことは地方でもできると思います。

3 地方だからこそあるべき姿を定めて集中して自己研鑽
弊社自身の研鑽のの例を挙げますと、
弊社は中小企業診断士取得後は、3年後のあるべき姿を定めていただきます。
そして、現状とあるべき姿のギャップを埋めるための課題設定をします。
その課題を、自分で解決する課題と人の力も使って解決する課題に分けます。

この人の力を使って解決する課題の解決策の1つに外部研修が設定されることも少なくありません(弊社は年に一回の外部研修受講は必須)。

また、自分の中で解決する課題の解決策が、本を読んだり、1週間の振り返りをしたりすることも少なくありません。

どんな自己研鑽でも、現状とあるべき姿のギャップを埋めるために研鑽がある。

そのためには将来自分がどうなっていたいのか?
どうなったらハッピーなのか?自問自答し、それを定めることが大事であると思います。

地方だからこそ、自己研鑽の場が少ないため、1つ1つの勉強を大切にしていく必要があります。
その時の気分や直近の状況によりやるべきことを決めてしまい、後から考えるとバラバラなことをやるのではなく、1つ1つに集中できる環境こそが地方のいいところと前向きにとらえて頑張りましょう。

時間は有限です。

その有限な時間を有効に活用するためにも自己研鑽は大事であり、その自己研鑽も将来のあるべき姿に近づくための自己研鑽でありたい。

なかなか難しいですがそのように感じております。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

西井に会いたいと思っていただけた方は、北陸方面であれば土曜日に会社(金沢)でお会いできます。
関東・関西方面の方は、東京、大阪出張の際に調整をしてお会いしていますので問い合わせください
(これまで出張の際にお会いした方は10名程度いらっしゃいますのでお気軽に)。

新規の問合せ質問はここをクリックしてください(フォームにリンクします)