中小企業診断士に登録して何か変わったことはありますか?

これから中小企業診断士になろうとしている方や勉強をしている方からよく受ける質問の中に、「中小企業診断士に登録してなにか変わったことはありますか?」というものがあります。

変わったことと変わらないこと双方があります。

〇変わらないこと
どんな資格でもそうですが、資格を取ったからといって何か本質的に変わることはありません。あくまで資格は、目的に近づくための道具にすぎません。
仕事に対する姿勢や哲学などは資格を取ったからと言って何も変わることはありませんでした。

〇変わったこと
・若干変わったこと
初対面の方の対応が若干変わった感じがします。
初めてお会いする方は、中小企業診断士になる前と比べ、少し話を聞いてくださっているように感じております。あくまで少しで、その話が的を外していると結局何の意味もありません。ただし、その少しのチャンスでも、20代や30代のころはとてもありがたく感じることが多かったです。
20代や30代のことはまず話を聞いていただけるようにどうすればよいのか、聞いてくださった後、行動していただくためにはどうすればよいのか試行錯誤していました。
その中で、中小企業診断士の資格はそれを前に進める有効な道具であり、とてもありがたく感じていました。

・大きく変わったこと
 中小企業診断士同士のネットワークが構築できました。これは、中小企業診断士にならなくてはできなかったことです。
 中小企業診断士も他の資格と同じく、いろいろな方がいらっしゃいます。その出会いの中で、同じ思いを持つ方と切磋琢磨できることはとてもありがたいです。
 中小企業診断士という資格は、なんとなく所属している組織が違えど、診断士という共通点があると最初の心のバリアが取り払われ、打ち解ける方とはすぐに打ち解けてしまう感じがします。
 私自身も、この資格がなくては、出会えなかった方と出会うことができ、自分の人生そのものを豊かにすることができました。この点は、中小企業診断士になって本当に良かったと思うことの1つです。

 中小企業診断士をはじめ、資格はあるべき姿に近づくための道具です。その道具をいかに使うかは、皆様の志にかかっています。
 道具を取得し、その道具を活用して、自分の人生をより豊かにしていきましょう。

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