中小企業診断士として独立を検討している

中小企業診断士の西井克己です。

中小企業診断士として独立を検討しています。
どのくらいで食べられるようになりましたか?

こんな質問を受けることがあります。

中小企業診断士は、独立できる資格ではあるが独立している方は少ない。
そんな資格です。
勉強をしている過程で、独立を少し考えたこともある。
中小企業診断士試験に合格した時に、どのようにこの資格を活かそうかと考え、
その選択肢の1つとして独立を検討した。
という方も少なくないと思います。

1中小企業診断士全体の中で独立している方は約2割

中小企業診断士の中で独立している方の割合は、2012年3月に開催されたちいさな企業未来会議第一回ワーキンググループの資料でそのデータが示されています。
そのデータによると
平成23年6月1日現在で、中小企業診断士の登録者数は、18,063人で、そのうちコンサルタント事務所(自営業者含む)が4,227人であることが分かります。
すなわち中小企業診断士の23%の方が、コンサルタントとして従事している結果となっています。

2企業内中小企業診断士の中で独立を検討している方は約3割

JーNET21のデータで見る中小企業診断士によると企業内中小企業診断士の方で独立を検討いるのは約3割であることがわかります。

J-NET21のデータを引用(http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/enquete/p05.html
引用開始
独立開業の意向
問15 中小企業診断士として独立開業を予定していますか。

企業内診断士の30.9%が将来、診断士としての独立開業を予定している。
独立開業の意向 (回答数構成比)
予定はない    1,683 (69.09%)
予定している   753 (30.91%)
有効回答数    2,436(100.00%)

独立開業をしない理由
問16 独立開業を予定しない理由は何ですか。(MA)

中小企業診断士として独立開業を予定しない理由は、以下のとおりである。
独立した場合の経済的不安(収入等)と現在の能力不足が上位を占めている。
独立開業をしない理由               回答数(構成比)
受注機会の確保が難しいと思うから         810(48.59)
現在のところ,自分の能力不足を感じているから   740(44.39)
収入が安定していないから             678(40.67)
現在の仕事の内容や職場環境に満足しているから   670(40.19)
現在に比べ,収入が低下するから          644(38.63)
中小企業診断士の資格取得が目的であったから    80(4.80)
中小企業診断士という職業に魅力を感じていないから 72(4.32)
個人としての責任が重たくなるから         46(2.76)
その他                      123(7.38)
有効回答者数                   1,667

引用終了

312年前に独立した中小企業診断士が、現在と独立開業前を比較すると

3-1 収入について

一番気になるのは収入だと思いますので回答します。
私は、新卒で入った会社は、上場企業(24歳~29歳)で、2社目は、地方の税理士事務所のコンサルタント会社(中小企業:29歳の時)です。
現在、私も含めて、中小企業診断士4名、社会保険労務士1名、診断士を目指す方の会社を経営しております。
その前提条件での
現在の収入は、新卒で入った会社で頂いていた給与よりも低く、
地方の税理士事務所のコンサルタント会社(中小企業)よりも高い状況です。
当然に経営者なので自分の役員報酬は自分で決められる状況なので、
未経験で中小企業診断士を目指す方を雇用せず、会社の利益を考えなければ、新卒で入った会社で頂いていた給与を超える収入は可能な状況です。

また、未経験でこの業界に入りましたので、最初は食べられるほど収入がありませんでした。
独立される方は1年半ぐらいはほとんど収入がなくても何とかなる準備をしておいた方がいいと思います。

上場企業にお勤めの方である程度の収入を得ている方に関しては、収入は低下し、不安定になる可能性は少なくないと思います。

3-2 やりがいについて

新卒で入った会社の時は、上司や仲間やお客様に恵まれて、充実した時間を過ごせていました。
仕事も楽しかったですし、多少の不満はありましたが、やりがいを感じて仕事をしていました。
現在中小企業診断士としてサラリーマン時代と全く違う仕事を行っておりますが、サラリーマン時代よりもさらに充実した人生を歩ませていただいております。

一例をあげると、
我々は社長から資金繰りはもとより、営業・労務など経営全般の相談を受けます。
信頼関係のある経営者からは、ご家族のことまで、幅広い相談を受けます。
中小企業診断士の仕事は、答えがない仕事で、唯一答えがあるとすれば、自分の選択した答えを答えと信じて結果が出るまで行動し続けることです。
こんな不安でいっぱいの仕事ですが、その不安の中で経営者の方と一緒に前に向かって進み、
お客様と一緒に成長し、そしてうまくいったときには心から「ありがとう」と感謝される仕事です。
私自身は中小企業診断士の仕事は、
仕事そのものが社会貢献と実感できるとてもやりがいのある仕事と思っています。

中小企業診断士のやりがいについては、このブログの他の記事に掲載しておりますので
ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。【中小企業診断士のやりがい】

4 独立するときは、前向きな気持ちで、成果が出るまでやり続ける決意が必要

最初は受注の確保は難しいですし、収入は減るし、安定もしませんし、個人としての責任も重くなりますが、
それでも、まったく後悔はしておりません。
私自身は、サラリーマン時代にはとても恵まれた環境で、やりがいをもって仕事ができておりましたが、
中小企業診断士として仕事をして、さらにやりがいをもって仕事ができています。

仕事がいやだ、収入が少ないといったネガティブなことからの脱却の手段としての独立は、有効な手段ではありません。
人生で達成したい目標や実現したい世の中のあるべき姿に向かって、リスクはあるけれども軌道に乗るまでやり続ける決意ができれば、独立という手段は有効に働くかもしれません。

熱い思いを持った中小企業診断士が1名でも増えることを期待しております。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

西井に会いたいと思っていただけた方は、北陸方面であれば土曜日に会社(金沢)でお会いできます。
関東・関西方面の方は、東京、大阪出張の際に調整をしてお会いしていますので問い合わせください
(これまで出張の際にお会いした方は10名程度いらっしゃいます。最近はスカイプで質問に対応することもしておりますのでお気軽に)。

新規の問合せ質問はここをクリックしてください(フォームにリンクします)

中小企業診断士で独立している方の割合は?

中小企業診断士の西井克己です。

よく、中小企業診断士の中で実務従事(独立)している方はどれだけいるのですか?
そんな質問を受けることがあります。

最新の統計データではありませんが、
2012年3月に開催されたちいさな企業未来会議第一回ワーキンググループの資料でそのデータが示されています。
そのデータによると
平成23年6月1日現在で、中小企業診断士の登録者数は、18,063人で、そのうちコンサルタント事務所(自営業者含む)が4,227人であることが分かります。
すなわち中小企業診断士の23%の方が、コンサルタントとして従事している結果となっています。
この23%という数字を多いと捉えるか少ないと捉えるか?
大半の方が少ないと捉えるのではないでしょうか?
その理由は、いくつかあると思いますが、登録するための費用が掛からないことが1つの要因と思われます。

中小企業診断士は、他の士業と違い中小企業庁が直接登録手続きを要するので
登録に係る費用を要しません。
中小企業診断協会に入会しても年会費数万円という価格のため、実務に従事せずに登録をしている方が多くいらっしゃいます。

参考
石川県行政書士会    入会金 25万円 年会費7.2万円
石川県社会保険労務士会 入会金 7万円  年会費8.4万円

ただし、中小企業診断士は5年ごとに資格の更新登録する必要があります。
資格を更新するためには、理論政策研修と呼ばれる座学の研修を5年間で計5回受講し、
さらに実際の企業の診断実績を30ポイント以上(1日=1ポイント)取得しなければなりません。
合格者が増えているにもかかわらず、登録者数が増加しないのはこの更新制度が要因と推測されます。
ただし、近年はかなりの勢いで増えているようです。

平成24年度 21,603名
平成25年度 21,837名
平成26年度 22,544名
平成27年度 23,145名(7月1日現在)
(「中小企業施策総覧」より)

中小企業診断士の資格を取られた方で、コンサルティングに従事されている方は、2割強というのが現状のようです。
ただし、登録する方も増えているので、その絶対数は増えているような状況です。

中小企業診断士の仕事は楽しいです。いろいろな方が、この仕事に従事いただくことで業界全体か活性化し、
中小企業を支援する中小企業診断士が活性化すれば、日本の中小企業が元気になる。そう信じています。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

新規の問合せ質問はここをクリックしてください(フォームにリンクします)

中小企業診断士を取得したが実務経験がない(未経験)でも独立も検討している

中小企業診断士の西井克己です。

中小企業診断士を取得したけど、
大企業のサラリーマンなので実務経験はない。

でも、将来に不安があるので、実務経験を積んでみたい。
できれば独立できるかどうか自分の位置を確かめてみたい。

そんな思いを持つ方は少なくないと思います。

そんな時は、まず各地域で開催されているプロコン育成塾に参加されてはいかがでしょうか?

東京や大阪や名古屋などの3大都市圏にお住いの方は、
中小企業診断協会の研究会活動が活発なので
その研究会に参加することで、
独立診断士の方とお会いすることもできますし、
直接話を聞くこともできると思います。

プロコン育成塾は、
兵庫県中小企業診断士協会では毎年プロコン育成塾
http://procon-ikuseijuku.seesaa.net/

東京都では
東京都中小企業診断士協会本部の「東京プロコン塾
http://www.t-smeca.com/shibu_info/
中央支部の「マスターコース」
http://www.rmc-chuo.jp/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9
城南支部の「城南コンサル塾」
http://johnan-consul.com/
城西支部の「城西プロコン養成塾」(略称JOPY)
城北支部の「城北プロコン塾」
https://jouhoku-procon.jimdo.com/
中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース稼げるプロコン育成塾
http://www.kasepuro.com/
も開催しています。

京都府中小企業診断協会も京都プロコンカレッジも開催
http://www.shindan-kyoto.com/news/procon/

中小企業診断士協会の各支部で、プロコン育成に関する塾は多く開催されています。
愛知県中小企業診断士協会さんでスキルアップ研修も行っているようです
http://www.rmcaichi.jp/shindanshi/2017skillup_pamph.pdf

最近は名古屋のタスクールさんで東海士業塾の全国展開も行っているようです。
http://task-school.com

私がいる北陸地方では、
福井県中小企業診断士協会さんは、誰でも参加できるオープン例会を開催しています
http://www.sindan-fukui.jp/
富山県中小企業診断士協会さんは、スキルアップ事業として、泊りがけで実務診断を行っています(実務ポイントもつくようです)
http://www.toyama-smenet.or.jp/~shindan/
石川県中小企業診断士会さんは、いくつか研究会活動を行っています
https://www.shindanshikai.com/

調べるといろいろと門戸は開いていると思います。
いろいろ調査したうえで、独立を検討されることをおすすめします。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

新規の問合せ質問はここをクリックしてください(フォームにリンクします)