中小企業診断士の将来像

中小企業診断士の西井克己です。

◎中小企業診断士の将来像についてどのように考えますか?

中小企業診断士になりたての方や、勉強されている方からよく伺います。

せっかく、多くの時間をかけてとった(とる)中小企業診断士という資格。この将来像について知りたいという思いを持つのはもっともかなと思います。

◎結論
私が持っている結論は、
中小企業診断士という仕事を少しだけ行っている私の個人的な意見からすると、将来像は、現代の中小企業診断士がつくっていくものと思っています。

◎理由
なぜならば、
中小企業診断士をはじめとする国家資格(行政書士、司法書士、社会保険労務士、税理士等)は、100年後にあるかどうかわからないと個人的には思っていること
現在は、国家資格で守られているのですが、基本的には経済の中で活動を行っているので、お客様に選ばれるサービスを提供しなければ、将来はない。
このため、現在の1人1人の中小企業診断士が精いっぱい仕事を行い、お客様との信頼関係を形成し、地域の中小企業支援機関との連携を推進した結果が、中小企業診断士の将来像に反映されると思います。

◎具体例
具体的には、
中小企業認定支援機関の制度が立ち上がり、いわゆる中小企業支援3団体(都道府県等支援センター、商工会議所・商工会、中小企業団体中央会)や中小企業診断士以外の個人や団体(金融機関や他士業)が中小企業支援に携わるようになりました。
結果として、従来の中小企業支援3団体や中小企業診断士の仕事が減っているかと言えばむしろ増えています。
もう少し細かく見ると、団体に所属している人の中で真正面から中小企業の経営者と向き合い強い信頼関係を形成している人は、やっぱり忙しくなっています。われわれ中小企業診断士も中小企業認定支援機関の制度が立ち上がり、忙しくされている方とそうでない方がいるのが実情です。

◎今頑張っている中小企業診断士が未来の中小企業診断士の将来像をつくる
そう考えるとやっぱり結論としては、
現在、私が個人的にすごいなと思っている中小企業診断士の方はいずれも、地域の中小企業支援機関や中小企業支援者とともに、真正面から経営を支援している人です。
その人たちが、現在の中小企業診断士像をつくり、そして、その思いを受け継いだ中小企業診断士が将来像をつくっていくと思います。
私自身が、どこまでできるかわかりませんが、1つでも2つでも中小企業診断士のよりよい将来像に貢献できるよう、日々の仕事を頑張っていきたいと思います。

中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。

西井に会いたいと思っていただけた方は、北陸方面であれば土曜日に会社(金沢)でお会いできます。
関東・関西方面の方は、東京、大阪出張の際に調整をしてお会いしていますので問い合わせください
(これまで出張の際にお会いした方は10名程度いらっしゃいますのでお気軽に)。

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