【2019年3月1日 作成】
【2024年4月29日 更新】
中小企業診断士の西井克己です。
中小企業診断士試験に挑戦したいと思っています。
書店で中小企業診断士のテキストを見てみました。とってもテキストや問題集の量が多いのを見てびっくりしました。
自分にとってはとても難しい試験のように思えましたが、実際中小企業診断士の勉強をされて、どのくらい難しかったですか??
また、合格までどのくらい勉強しましたか?
就職フェアのブースで訪問いただいた学生の方から質問を受けることがあります。
私の方からなぜ中小企業診断士になりたいのですか?聞くと
就職で有利になりそうだから。
自分の自由な人生を歩めそうだから。
将来役に立ちそうだから。
という回答が返ってくることがあります。
そこで今回は、「学生(大学生)が中小企業診断士に挑戦する」ことについて書いていきたいと思います。
目次
0.学生として中小企業診断士を目指す、ということ
学生で中小企業診断士を目指していただけることは現役の中小企業診断士としてとてもありがたいことですが、一般的に言うとそんなに簡単でもない資格なので、その資格を目指す理由をもう少し明確にした方がいいのに、と思うことが多いです。
就職フェアのブースに立っていて、学生さんのお話をお伺いして、その方がなぜ中小企業診断士になるのか明確に定まっていなかったり、将来どんな人生を歩みたいのか決まっていないな。なんとなく中小企業診断士という資格に淡い期待を抱いているだけだな。と私自身が感じた場合は、その方に対しては中小企業診断士事務所に就職することをお勧めしないようにしています。
その理由は、以前のブログに記載しておりますので、ご興味のある方はお読みいただけると幸いです。
新卒や既卒で中小企業診断士事務所に就職すべきか?
その前提で、学生時代に中小企業診断士に挑戦することを私が考察すると
1.大学時代に自己投資をすることはとても素晴らしい
大学と専門学校に通いながら士業資格を目指す。
公認会計士を目指す方や税理士を目指す方は、いわゆるダブルスクールの方が多いです。
大学時代に自己投資をしている。
私にはできなかったことなので、士業資格であれ、どんなことであれ、自由な学生時代に自己投資ができることはとても素晴らしいことだと思います。
大学時代に自己投資を行う癖付けができていれば、社会人になってもそれが習慣化できる。
自己投資の習慣化は、どんな分野に行ってもいきることは間違いない。
個人的にはそう感じています。
2.学生で中小企業診断士に挑戦する
大学時代に中小企業診断士に挑戦することはとても素晴らしいこと。
ただし、なぜ中小企業診断士になるのか、その目的が明確でない場合は、就職先に中小企業診断士事務所やコンサルタント事務所を選ぶのは、結構リスクが高いかもしれないと考えています。
私自身は、学生の時にこうなりたい、こうあるべきだと思った姿はありました。
しかし、今現在そのあるべき姿になっているかと言えば、その答えはNOとなります。
3.まとめ
社会人になり、いろいろな方に出会い、いろいろな経験をさせていただいて現在のあるべき姿を見つけたと言えます。
そういう意味では私は、新卒でしなくてよかったと思います。
新卒で、中小企業診断士事務所やコンサルタント事務所に就職していれば、現在の自分はないと思っています。
あくまで自分の経験ですが、皆様の参考になればと思います。
中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、診断士・税理士1名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。
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