【2019年5月30日 投稿】
【2024年5月16日 更新】
こんにちは。中小企業診断士の森研介です。
中小企業診断士の募集は、いつ実施されて、具体的にどんな仕事が募集されていますか?
そんな質問を受けることがあります。
この質問は、中小企業診断士を目指している方というより、中小企業診断士として登録されて間もない方からお受けします。
個人的見解ですが、中小企業診断士に登録したものの、登録前とあまり環境が変わらないので何とか環境を変えたいという方が多いのではとお見受けしています。
中小企業診断士はどんな形で募集されているのだろう。そう思ってネットで検索してもこれはと思った情報が検索されないので聞いてみようという流れではないかと思っています。
中小企業診断士の募集といってもいろいろあります。
1 常勤の中小企業診断士を募集している
2 非常勤の中小企業診断士を募集している
3 中小企業診断士を推奨資格として募集している。
共通しているのは不定期であることです。
目次
1 常勤の中小企業診断士の募集
常勤の中小企業診断士を募集しているというのは、プロジェクト単位(3年以内が多い)での中小企業診断士を募集していることが少なくありません。
具体的には、国のプロジェクトの予算であることが多く、文部科学省や経済産業省や厚生労働省等のプロジェクトを受託した公的機関が有資格者を募集するものです。
2018年11月の現在でいうと、経済産業省のよろず支援拠点や厚生労働省の働き方改革推進支援センターや文部科学省の地域イノベーション関連が挙げられます。
ほとんどが公募で、プロジェクトマネージャーは経験豊富な方が、サブマネージャーは比較的経験が少ない方が応募されることが多いのではと思っています。
2 非常勤の中小企業診断士を募集
定番となっているのは、中小企業診断士の講座の添削など中小企業診断士試験関連での募集です。
最近は、ものづくり補助金など時期が決まっている事業の申請書の申請支援のために、中小企業診断士を非常勤で募集しているところもあるようです。
また、短大や大学などの非常勤講師を中小企業診断士に依頼するケースも少なくありません。
さらに、企業研修を請け負っている研修会社から、非常勤で、研修の講師や研修のサポート業務をお願いされるケースもあります。
最近はランサーズやクラウドワークスにも中小企業診断士が登録していることもありますので、探してみると仕事は少なくないかもしれません。
3 中小企業診断士を推奨資格として募集している
これは、求人情報として公開していることが多いです。
ある程度大手の会社の総務部門の求人や金融機関の中途採用や公的機関(いわゆる中小企業支援3団体)の中途採用など多岐にわたっています。
どんな仕事なのかは、その募集機関によって異なると思いますので、1つ1つあきらめずに探し続けてみてはいかがでしょうか?
せっかく苦労して試験に合格し、登録した中小企業診断士を活かしたいと思うのは当然だと思います。
中小企業診断士は目的ではなくて手段。
皆さんが思う目標に近づくための有効な道具です。
その道具をうまくいかせることを期待しています。
士業が育つ組織として、中小企業の支援を行う迅技術経営(中小企業診断士4名、診断士・税理士1名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。
興味を持っていただいた方は、北陸方面であれば土曜日に会社(金沢)でお会いできます。
関東・関西方面の方は、東京、大阪出張の際に調整をしてお会いしていますので問い合わせください(これまで出張の際にお会いした方は10名程度いらっしゃいますのでお気軽に)。
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