中小企業の支援を未経験で行うということ

中小企業診断士を含む「経営コンサルティング」を担う仕事は、社会人やコンサルタントとしての経験がある方を中心とした求人内容になっています。未経験者の雇用は成長するまでの投資期間が必要であり、一人前になったとしても独立されるリスクを負うからです。しかし本当に未経験では難しいのでしょうか?自分自身の経験も踏まえて書きました。

こんにちは。新卒で中小企業診断士として活動している森です。

今日は、「中小企業診断士」という資格と「新卒」ということについて
お話したいと思います。

1.中小企業診断士の求人

そもそも、このブログをご覧になられている方は
中小企業診断士と求人について一度は調べたことがある、
という方が多いのではないでしょうか。

調べたことがある方であればご存知だとは思いますが、
一般的に中小企業診断士の求人は「経験者」に対するものが
圧倒的に多いのが事実です。
(例1)税務・会計コンサルティングファーム
中小企業診断士などの有資格者で、金融機関出身であり、企業再生業務経験のある方
(例2)経営コンサルティング会社(組織系)
必須:公認会計士、税理士または中小企業診断士

中小企業診断士に限らず、その人やその会社が持つ知識やノウハウを
活用するビジネスを展開する場合、当然「知識」が必要になります。
通り一遍の知識であれば座学で習得することもできますが、
ビジネスの世界でも通用する、「活きた知識」といったものは、
実務からでなければ学ぶことができないものが多いのが事実です。

したがって、いわゆるコンサルタントとしての即戦力を求めた場合、
ある程度の経験を持つ方でなければ務まらない。
そういう、極めて合理的な考えのもと、そのような求人が中心と
なっています。
年齢層も、20代でも問題ないのでしょうが、30~40代以上の方が
多いような気がしています(確かな情報収集はしていませんが)。
これは、年齢からくる説得力のようなものもあるのかもしれません。

2.経験者でなければダメなのか?

では、経験者でなければ、30代以上でなければ
中小企業診断士として活躍できないのか。
これについては、私(森)自身の存在が反証となっています。

私が中小企業診断士になると決めたのは、大学4年生の時でした。
最初の試験では1次試験は合格したものの、2次試験は不合格。
2回目の試験(当時24歳)で2次試験に合格し、
本当にまったくの未経験の状態から
中小企業診断士としての人生が始まりました。
(1次試験、2次試験の勉強方法については、また別の機会に
お話させていただこうと思います)

2019年6月時点で31歳、診断士としては6年と少しが経過しました。
結論としては、本当にいろいろな方々に支えていただいたおかげで
ある程度自立できているように思います。

確かに、中小企業診断士になって3年ほどは悔しい思いをたくさんしました。
ただ、今思うとこれは年齢的な問題ではなかったように感じます。
専門家として経営者の方々に信頼していただくために必要な「何か」が
自分には不足していたのでしょう。

年齢的にも経験的にも圧倒的に劣っている自分が、
どのようにしたら受け入れていただけるのか。
最初の3年間はこればかり考えていました。

3.まとめ(未経験からの中小企業診断士としての活動を振り返って)

今となっては、資格を取得するまでの経験も大事なのですが、
それさえあればやっていける、というわけではないのだと
強く感じます。
目の前のお客様に対してどれだけ真剣に向き合い、
その時々のベストを尽くすことができるのか。
診断士に限った話ではありませんが、シンプルにこのことが
一番重要なのだと思います。

弊社では、「恩送り」という考え方を大事にしております。
金沢で10年程度修行し、故郷で支社という形で貢献したい
というキャリアも検討しております。
中小企業診断士として(もしくは士業として)中小企業の
支援をしたいが、どのようにしていけばいいかわからない、
という方は、ぜひご連絡をいただければと思います。

それではまた更新します。

10年以上の経験を経た中小企業診断士に直接聞いてみたいことが
あるという方は、こちらのお問い合わせページから
お願いします。

また、弊社では未経験でも士業資格の取得を通じて
中小企業支援に取り組みたいというお気持ちを持った方を
随時募集しております。
資格取得から一人前になる10年程度を金沢で過ごし、
その後故郷などに還元していただく制度もございます。
採用の詳細についてはこちらの採用ページをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください