中小企業診断士の西井克己です。
どのくらいの範囲でお客様がいますか?
この質問も就職面接でよく受ける質問です。
特に大手企業に働いていて、転職を経験されている方から受ける質問が多いです。
中小企業診断士として就職した時に転職の可能性があるかどうかは気になると思います。
この質問の答えは2極化するのではないかと思います。
すなわち、これは専門を特化されている中小企業診断士と地域を特化した中小企業診断士で回答が異なるためです。
まず弊社の場合から回答すると
弊社は地域に特化した中小企業診断士事務所です。
すなわち、地域特化のパターンで、どちらかというと専門分野を限定せずにいろいろな課題に対応しています。
批判を恐れず言うならば、いわゆる定食屋やよろづ屋のようなイメージです。
弊社の商圏は北陸3県であり、現状では、石川県全域と富山は呉西地区、福井は嶺北地区になっています。
専門分野は年商10億円を超える会社は、中小企業診断士の専門分野に応じて対応しておりますが、小規模企業の場合は、専門分野にとらわれずどんなテーマでも対応している状況です。小規模企業の場合は、専門性より人間関係の方が課題解決に向けた重要な要素であることが多い。そんなこととがこのスタイルの背景になっているかもしれません。
一方で専門分野特化型の方は、3大都市圏に事務所を構え、地元の経済圏はもちろん、全国で展開されている方が多いと思います。
中小企業診断士として、経営支援をメインにされている方は、同業者からの紹介や業界の講演をきっかけに、その業界での口コミにて全国を飛び回る。そんなことも少なくありません(業界団体の中には青年部等もあり、経営者同士の繫がりもあり、そのネットワークで全国に広がるイメージです)。また、講演やお話しすることを専門分野とされている方は、講師を派遣する機関に登録しすることで、地域にとらわれず仕事をされている方が多いのではと思っています。
当然にどちらがいい、悪いというものではありません。
自分の職業人としてのスタイルによると思います。
(ただし、勤務地の変更に伴う異動があるかどうかは家族にも影響を与えるので、自分の為すべきことと家族の希望を勘案する必要はあります)。
中小企業診断士は、何かを為すための手段なので、その手段も多岐にわたります。
自分自身が何を為すべき人材なのかそれを定めるとおのずと自分の方向性も決まるのかもしれませんね。
中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。
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