こんにちは、迅技術経営の中小企業診断士・小川です。
迅技術経営では、「今は資格も経験もないが、将来的に資格を取得して地域やそれを支える中小企業など、次の世代のために貢献したい」という思いを持つ方と一緒に働きたいと考えています。
士業育成に対する考え方や独自の制度である士業育成システム®、弊社の特徴についてはこちらの採用ページや知的資産経営報告書に記載されておりますので、よければご覧ください。
弊社の活動内容や考え方についてはこれまでもお伝えしてまいりましたが、今回は「資格は目的ではなく手段」という点に触れていきたいと思います。
実は、2018年に弊社の代表である西井がこのテーマで記事を書いています。
「中小企業診断士は目的ではなく手段」
基本的にはこの内容と近くなってしまうのですが、同じテーマについて私の視点も知っていただければと思います。
○小川が診断士を目指したきっかけ
詳細はこちらの自己紹介ページに詳しく書いているのですが、私が中小企業診断士になろうと決めたきっかけは2011年の東日本大震災で、当時大学生でした。
被災して事業継続が困難になったことで雇用を継続できない、従業員たちは生活のために住み慣れた土地を離れて職を探す、というニュースを見て、「地域に仕事がなければ人はその地域に住み続けられない。人がいなくなればそこにあった文化や生活がすべてなくなってしまう」と強い危機感を抱きました。
そこから、「地域の中に元気な会社があり続ければ、人がいて地域も元気でいられる。そのためのお手伝いがしたい」ということで診断士を目指すようになりました。
つまり、
「会社の支援がしたい」
というより、
「地域に脈々と受け継がれてきた営みや文化を次の世代に渡すお手伝いがしたい」
ということが原動力になっていました。これは診断士になって10年以上経った今でも変わらない思いです。
○途中であきらめてしまう人と何が違ったのか
診断士を目指し始めた最初の1年は、学生だったこともあって働かずに勉強だけをしていました。専門学校のオンデマンド授業は受けていましたが、完全に1人での勉強でした。
弊社に入社してからは、周りに地方で診断士として活躍している人たちがいるという意味では環境が大きく変わりましたが、1人で勉強するという意味では同じでした。
日々勉強をしていると、時々「なんで診断士を目指すようになったんだっけ…」となる瞬間も当然ありました。
ただ、私の場合は診断士になろうと思い、決断(「決」めてその他の道を「断」つ)するに至ったきっかけが明確にあったので、なぜ目指すのかわからなくなった時は休日に東北に行ってみるなど、原点に帰ることを時々していました。
おそらく、勉強したり情報を集める中でなぜ目指していたのかわからなくなり、目指すのをやめてしまう方との決定的な違いはここにあったのだと思います。
特に「診断士になりたい」がゴールになっていると、苦手な範囲の勉強や結果が伴わなかった時、お仕事が忙しくなった時などの「壁に直面した瞬間」にそれを乗り越えるだけの原動力が湧いてこないのかもしれません。
(余談)中小企業診断士になった後はどうだったか?
晴れて診断士になり、いよいよ当初から思い描いていた目的に向かって突き進んだ、となればかっこいいのでしょうが、結果的にそうはなっていません。
診断士としての活動を重ねていく中で、本当にありがたいことにいろいろな事業者さんと知り合うきっかけをいただきました。
当初の思いが「地方に元気な企業があり続けるためのお手伝いがしたい」だった私は、決して規模は大きくないけれども必要とされる事業者さんと関わらせていただく中で、どこか満足し当初のモチベーションを失っていた時期がありました。
結局のところ、当初から抱いていた思いは「『私』が手伝いたい」という自分本意な目的になっており、「あなた」や「私たち」が主語になった目的ではなかったからだと思います。
そこからかなり紆余曲折がありましたが、診断士になって10年くらい経った頃から思いが固まり、自分が話す内容にもブレがなくなってきました。
診断士になってからのモヤモヤやそこからどう行動したか、ということについてはこちらに詳しく書いていますので、よければご覧ください。
中小企業診断士資格取得後のキャリア形成(新卒診断士)
○さいごに
中小企業診断士になればできることはたくさんあります。しかし、中小企業診断士でなければできないことは案外多くありません。
診断士になって何がしたいのか?それは診断士でなければできないことなのか?
診断士を目指していただく方が増えることはとっても嬉しいことですが、勉強だけでなく資格を取ってからも来るであろう「苦しい瞬間」を乗り越えられるだけの原動力がどこにあるのか、よくよく自分自身と対話してみてください。
学生の方、すでに社会で活躍されている方、様々なハードルを抱える方、どのような属性の方であっても、「地域や地方、そこで活動されている方々のために、自身や資格の力を活用したい」という方と一緒に働きたいと考えています。
石川県に縁もゆかりもなくて…という方に対しても、一定期間(10年程度)石川県で力をつけていただいて、その後お世話になった土地でその力を発揮していただく、そんな「支店制度」も設けています。
石川県という地方の、しかも10人にも満たない会社に対してアクションを起こすことは勇気がいると思いますが、「小さな一歩」を踏み出してみませんか?
オンラインでも対面でも、弊社の士業と話すこともできますので、ぜひお問い合わせはこちらから、お待ちしております。
興味を持っていただいた方は、迅技術経営の採用ページもご覧ください。