【2017年5月3日 投稿】
【2024年10月18日 更新】
中小企業診断士の西井克己です。
タイトルの中小企業診断士に求められる資質は、いろいろとありますが、
あえて今回は2つに絞りたいと思います。
弊社の士業育成システムを通じて育った士業の1人である小川が同じタイトルで記事を書いていました。
よければこちらもご覧ください。
目次
1 誠実であること
1つ目の誠実さは、中小企業診断士でなくとも士業という職業に共通して
言えることと思います。
すなわち、国家資格者は、ある程度の実力を持つといろいろなところからご縁やお声がけを頂けるようになります。
その時に、その力を自分のためだけに使うのではなく、倫理観をもって世のため人のためにその力を発揮しなければならないからです。
決してその力を悪い方向(例えば不法行為)に使ってはいけないし、そんな方に利用されてもいけないのです。
ただし、この倫理感というのは、資格を取ってから身につくものではなく、ご両親や友人や仕事仲間など、その人の歩んできた道によって身につくもので資格試験で身につくものではありません。
このため、資質という点では、とても大切なポイントであると思っております。
2 不完全な状態でも1歩進める人
もう1つの不完全な状態でも1歩すすめる人の理由は、経営は、知識を蓄えるのではなく、それを1つでも実践することが大事であり、中小企業は特に、確実な状態で前にすすめることはほとんどなく、不完全な状態で前に進む必要があるからです。
できない理由を考えるよりまずやってみる。この姿勢で仕事に取り組んでいかなくてはなかなか経営者からの信頼を得ることはできないと思います。
知識や経験で経営者からの信頼を得ることもできるかもしれませんが、本当の意味での信頼を得るためには、根本(言い訳をしないで必ずやり抜く)のところでのシンクロが大切です。
私自身もそうありたいと思っていますが、実践できているかといえばできていないことも多いです。
ただし、士業として、経営者としてそうありたい。そうあるためには何をしなければならないのか課題を見出し、解決する。これを繰り返して少しでもあるべき姿近づいていきたいと考えております。
中小企業診断士は、知識より実践。
頭の回転より、愚直にやり抜く姿勢が大切に思います。
また、そんな方に中小企業診断士になって頂きたい。
そんな人材を育てるご縁を頂ければと思っております。
中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名、中小企業診断士+税理士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。
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