中小企業診断士の西井克己です。
最近、中小企業診断士として活動を開始する年齢について質問を受けることが多いです。
結論から申し上げると年齢は、早ければ早いほどいいと答えています。
理由は、弊社は新卒・既卒から採用しており、
その方たちの成長ぶりを見るとやっぱり他の職業と同じように、自分の進むべき方向が明確になっている方は
早い段階(年齢)でその仕事に従事することで、得られるメリットが大きい。
そして、その人が望めば将来的に高いところまで到達できる可能性を秘めている。
そう感じているからです。
以前このブログでも未経験者が中小企業診断士事務所に入る年齢というタイトルで記事を書いています。
(以前の記事は、スキルという観点から記載しておりますので、今回は思いという観点から記載したいと思います)
そう答えると、それでは若い時から始めないとダメなのか?という問いがきます。
その問いに対しては当然にダメではないと答えます。
自分自身のあるべき姿が明確になっていて、そのあるべき姿に近づくための有効な手段として中小企業診断士の活用法が明確になっている。
中小企業診断士として活躍したいという熱い思いとそれに従事できるだけの時間が確保できる状態であれば、
人それぞれの開始年齢でよいのではないでしょうか?
一方で、中小企業診断士の事務所に入って、中小企業診断士として活躍したいそう思っていらっしゃる方は少し事情が異なるかもしれません。
中小企業診断士は、独立できる資格であり、取得される方は個性的な方が多いです。
その個性豊かな方たちが1つの事務所にいるためには、事務所と個人の思いの一致ということが大事になります。
いわゆる経営理念に共感できるかということです。
新卒・既卒や30歳未満等若い年齢で入社されると他の会社同様に仕事をしていったり、会社の人と話をしたり、社外の人から会社の評価を聞いてみたり、いろいろな体験から少しずつ理念が浸透していく、そして最後は自分の言葉で理念が語れるようになる。
社会人として10年以上経験されている方は、それまでのご経験である個人の思いが確立されている方が多いです。
そのため、ご経験のある方は、少しずつ思いを醸成していくというより、
その確立された思いと事務所の思いが一致(シンクロ)しているか?これが大事になってくると思います。
このシンクロ率が高ければが高ければお互いにとってこれほどよい組み合わせはないと思います。
ただし、若い方とは違い、お互いに違いを認識しながら歩み寄るというのは実際はなかなか難しい。
これまでの経験からそう感じています。
そう考えると一定のご経験がある方に関しては、若い方とは異なり、
思いのシンクロ率を重視することになると思います。
中小企業診断士西井克己が経営している迅技術経営(中小企業診断士4名、社会保険労務士1名)では、金沢で修業(10年ぐらい)して、故郷で支店(北陸3県を除く)を出したいという思いにも対応したいと思っていますのでご相談ください。
新規の問合せ質問はここをクリックしてください(フォームにリンクします)