若手(20代、30代)の中小企業診断士に需要はあるのか?

こんにちは。中小企業診断士の森です。

私は2013年2月に、当時25歳で中小企業診断士に登録しました。
現在(2019年9月)、私は31歳になり、中小企業診断士として7年目を迎えています。

J-Net21様が公表している「データでみる中小企業診断士2016版」
によると、
50代が最も多く29.1%、次に60代(25.6%)、40代(22.9%)と
続いており、40代~60代で全体の4分の3以上を占めていることがわかります。
30代以下では約10%、20代に至っては0.6%しかいません。

この結果は企業内診断士として活動されている方も含んだ統計ですので、
本当に中小企業診断士の業務を行っている方ではもう少し変わってくるかも
しれません。
しかし、中小企業診断士の世界では30代以下は少数派、という
全体的な傾向は変わらないのではと思います。

今回は、このようなかなり少数派の若手中小企業診断士の需要について、
実体験を基にお話していきたいと思います。

結論から申しますと、30代以下でも中小企業診断士には
多くの活躍の場があります。

一般的には経験が物を言う職種なので、専門的な知識やノウハウを持つ
中小企業診断士が活躍することは多くあります。

若手の中小企業診断士が活躍できない、というわけではなく、
若い方には専門的な知識やノウハウなど、経営者と対等に話すだけの
能力が不足しているのではないかと思われがちなことこそが、
活躍の場が与えられにくい原因の1つであるといえます。
つまり、自分が経営支援を行うだけの誠実さと能力を鍛え、
またそれを発揮する場がなかなか与えられにくい構造が
若手の中小企業診断士を活躍させにくくしていると考えられます。

一方、実はベテランの中小企業診断士よりも、若手の方が
より求められる場合もあります。
具体的には、操業したての方など年齢層が近い経営者の場合、
また女性経営者の場合などが挙げられます。
つまり、若い人でないと提供できない価値がある、ということです。

つまり、実践の場さえ与えられ、中小企業診断士として
必要な資質と能力を鍛えることができれば、大いに活躍できる
可能性があります。
(もちろんずっと若さがあるわけではないので、
いずれは専門分野などを持つ必要はあると思います)

そこで弊社では資格取得の場面はもちろんのこと、
取得後にカバン持ちとして先輩診断士に同行する期間を
1~2年ほど設けております。
中小企業の支援に携わりたいという強い思いを持つ
方々にとっては、士業としてのあり方を考える場として、
また必要な経験を蓄積する場として、最適な環境を
提供することができると考えています。

中小企業を支援する立場として活躍したいという
熱い思いを持つ方は、ぜひ弊社の採用ページ
ご覧ください。

また更新いたします。
よろしくお願いいたします。

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