中小企業診断士1次試験試験財務会計直前対策

中小企業診断士の西井克己です。

2回連続中小企業診断士試験直前期に関する情報を投稿します。

先日、中小企業診断士1次試験の直前講座の講師を担当しました。
私の担当は財務会計でした。

講義をしていると、直前期ということもあり、しっかり対策を取られている場合とそうでない場合と少しずつ分かれてきているように感じました。

中小企業診断士1次試験のなかで財務会計を苦手科目としていらっしゃる方も多いと思いますが、直前期の対策をしっかりと取ることで
十分に合格点を狙える科目です。

私自身は、財務会計が1次試験・2次試験を通じて最も苦手な科目でありました。
1次試験は、いつも60点を下回っていた科目の1つでした(経営法務と財務会計は足切されないようにというレベルでした)。

そんな状況でしたので、中小企業診断士試験の中で最も勉強時間を費やした科目であるといえます。

1次試験については、60点を確保できましたが、1年目の2次試験に落ちた要因もおそらく財務会計の足切(私のときは、結果がフィードバックされていませんでした)
でした。

ただし、あきらめずに財務会計をどんなに忙しくても毎日2問は解くことを2年間繰り返すことで、2年目の中小企業診断士2次試験の財務会計は、おそらく90点以上は取れている結果となりました。
この財務会計の勉強については、中小企業診断士となった今もかなり役に立っています。

そんな私の経験から中小企業診断士1次試験の財務会計の直前対策について効果があったと思われるものを記載したいと思います。

試験が始まったら回答する前に、確実に解けそうな問題は〇、頑張れば解けそうな問題は△、現状では回答が思い浮かばないものは☓を付けることは、財務会計に関わらず、皆さんやっていると思います。

実際に直前講座の模試の試験官をしていると分かるのですが、初期とは違い、直前期では、
初めと言ってから、すぐに回答している方はおらず一通り問題文を読んで、〇☓△を付けて、全体の難易度を把握してから実際に回答する方がほとんどでありました(最初の5分はシーンとしています)。

直前期にやっておきたいことは、
最初に☓と判断したものを正解しないのは問題ないのですが
△や〇と判断したものが正解しないことに注力して対策を取ることです。

中小企業診断士1次試験財務会計で正解しない理由は主に以下の3つに分類されることが多いです。
1知識不足
2計算ミス
3問題の読み間違え(ミスリード)
1の知識不足の場合は、明らかにわからないものは最初に☓と判断すると思いますので、地道に知識を広げていくことが大切です。
直前期に点数が上がるのは、2の計算ミスをなくすことと3の問題の読み間違えに正解しない理由がある方は、
その対策を取るだけで点数は大幅に上がります。

なぜ間違ったのかの分析を行い、知識不足ではないところで対策をとることで、最後の1か月で2-3問の正解を積み上げることも可能です。
結構単純なのですがやると成果が出やすい方法です。

面白そうと思った方はお試しいただけると幸いです。

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中小企業診断士事務所

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